1月29日(火)、こねくり家(旧久富家住宅)にて「第四回 SAGA DX リーダーズ」を開催しました。テーマは「生成AIの基本知識と具体的な実務活用法」。イベントではBottoK代表の坂田による講演と、参加者が注目するAIツールや活用法などについて情報交換が行われました。この記事では、イベント当日の様子を一部お届けします。コミュニティにご参加いただくことで、講演の全編をアーカイブ動画としてご覧いただけます。ご興味のある方は、ぜひコミュニティへの参加をご検討ください。1時間で理解できる!今さら聞けない生成AIの基本と実務での活用SPEAKER:株式会社 BottoK 代表取締役 坂田 嵩佳佐賀県佐賀市出身。新卒にてデロイトトーマツグループで中堅・中小ベンチャー企業向けコンサルティングを実施。コンサルタントとしてサービス業、製造業、IT業を中心に述べ200社ほどの支援を行い、また同時に年間100回ほどのセミナー講師を実施。2021年3月に(株)BottoKを設立。人材育成支援を主軸に、採用支援、人事評価制度支援、組織開発支援、その他人事に纏わる業務をワンストップで支援。当日の様子イベント当日は、現地とオンラインのハイブリッド形式での開催となり、参加者の皆様と貴重な時間を共有しました。坂田からは「生成AIとは?」について改めて認識を整理した上で、生成AIの種類、活用事例、生成AI使用の注意点と導入のためのガイドライン、また生成AIを利用するときの効果的なプロンプトの基本原則などについてご紹介しました。また今注目の生成AIツールやその活用場面などの話題についても、参加者の活発な情報交換もあり盛り上がりをみせました。今回は、1. イベント参加者が注目する生成AIツール!活用方法は?2. 今さら聞けない?!実務でのChatGPT活用事例について、一部ご紹介します!1. イベント参加者が注目する生成AIツール!活用方法は?Napkin AI…文章を図解へ変換するツール。マニュアルやプレゼン資料作成に・発注者側がデザイナーへ依頼する際に、ラフ案を作成するなどで活用しています。Insight Journey…解決したい課題やターゲット情報の入力で、抱える悩みや課題の背景を自動で仮説立てしてくれるツール・ペルソナ設計やマーケティングで使用しています。ELYZA LLM for JP…日本語特化の大規模言語モデル・ブログ、プレゼン資料、文章作成に活用できます。Perplexity…ユーザーが入力した質問に対し、インターネット上の情報を収集・要約し、出典を明示した上で自然な文章で回答を生成するサービス・過去のことから判断するときはChat GPT、将来の予想をするときはPerplexityを使ってます。Mapify…マインドマップ作成ツール・有料版だとYouTube動画をあっという間にマインドマップにしてくれるので便利です。・手書きのアンケート30件をスキャナーして秒で集計しました。HeyGen…テキストから高品質な動画を短時間で作成できるのが最大の特徴。多言語対応や顔入れ替えなどの機能を備えている・スピーチ動画をアップロードすると、英語や多言語に変換してくれます。これらのツールは、マーケティング、デザイン、社内コミュニケーションなど様々な場面で活用できます。2. 今さら聞けない?!実務でのChatGPT活用事例採用活動支援:・ 求人票の自動生成やキャッチコピー、会社概要やPR文章の作成に活用。・求人票作成に3、4時間を費やしていたが、20分で作成完了したという声も。シフト管理:・(例)複数人の夜勤、日勤などの勤務時間が異なる複雑なシフトを組む際など。病院の看護師30名のシフトを生成AIで作成、作業の効率化へ。議事録作成:・会議内容をAIが自動的に要約し、必要に応じた形式で出力。箇条書きや文字数などの指定にも対応。Excel関数支援:・スプレッドシートにおける関数作成のサポート。・有料版では、画像を読み込ませて必要な箇所への計算式を生成。生成AIを使うメリットは、作業時間の短縮やアイディア出しの支援、品質向上など多岐に渡り、用途は無限大といえます。まとめ今回のイベントでは、生成AIの基礎知識から活用事例までをご紹介しました。また参加者による、注目の生成AIツールに関する情報交換などを通じて、それぞれが現場での応用を検討する機会となりました。生成AIは、業務の生産性向上や新たな価値創出において多くの可能性を持っています。ぜひ活用用途を模索し、新たな方向性を見出していただけたら嬉しく思います。【編集後記】経営者同士が課題を持ち寄り、生成AIエンジニアと協力して解決策を模索する、分科会の提案も当日のさせていただきました。「参加します!」の声も早速いただいております。BottoKの新たな展開にも、ご期待ください!コミュニティにご興味のある方は、専用ホームページで詳細をご覧ください!「SAGA DX リーダーズ」webサイト